代表メッセージ

MESSAGE

代表取締役 CEO 松本 美登里

株式会社ミロス・インスティチュート

代表取締役 CEO
松本 美登里

『まっさらな平和』 という
言葉の意味するもの

人間はいつまで平和のために闘い続けなければならないのでしょう。
国連の広報センターが出している国連憲章についての文章には、冒頭から「平和への闘いに終わりはない」と記載されています。
実際人類はどの時代も「平和」を求め続け、そのための努力を惜しまなかったはずです。しかし今もなお国と国、人と人も、人と社会も闘いは終わりを見せません。
進化しているはずの人間が、なぜ何百年、何千年も「平和」を求めながらそれを実現したことがないのでしょうか。考えたらおかしな現象です。
平和のために闘う。そもそも、平和という闘いのない世界を築くために闘う、というこの矛盾の構図こそ、平和が実現しない理由なのだと私達は捉えています。

「平和」とは何なのでしょうか。
戦争がなくなることか?
犯罪がなくなることか?
平和に対する思いはその人の置かれた状況によって様々でしょう。
私達が掲げる『まっさらな平和』は、イメージや期待ではなく、平和に対する根拠と裏付けを持って提言しています。

私達は設立以来、人間社会を構成する一人一人の“内面の平和”の実現を目的に活動してきました。
その手段となっているのが、独自に開発したミロステクノロジーによる「ミロスライフイノベーション」です。
パートナーであるROSSCOロスコ(〜2018)は、人間社会に平和が実現しない理由である矛盾、それを生んだ大元である分離、対立の仕組みを意識の設計図によって明確にし、人間が陥っている現象を解除する方法を発見しました。私達二人は、それを人々が日常生活のあらゆる場面で使えるように、思考のテクノロジーとして完成させたのです。

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あちらを立てればこちらが立たず、自分を主張すれば相手がのしかかってくる。
対立と分離、矛盾、至るところに蔓延しているこの構図。これは、この世界が二元性で設定されていたことが原因だと私達は考えます。
表と裏、善と悪、自由と束縛、男と女など、全てを二つに分けて認識してきた世界が生み出した様々な事象が、人間社会をこれ以上はない程複雑にしていきました。
二つに分けたということは、元々一つであった。人間はその一つであったことをすっかり忘れ去り、相対するものとして分離し、闘ってきたのです。
有史以来ずっとその中で生きてきた人間にとって、対立は宿命のようなものですから闘いが終わらないのは当然です。

しかしミロステクノロジーは、人間を元々一つという『対立を超えた視点』の位置に戻します。個人はこれによって自分の内面の葛藤を終わらせ、自分を取り巻く全ての事象に影響を与えることができるのです。

人間はたとえ子どもであっても、親や社会からの影響を受け、様々な概念が染み付いています。
ミロスライフイノベーションを日常に活用すると、他者や自分に起こっている事象に対して、“それを見る自分”という明快な基軸をもつことができます。
現状を俯瞰する新たな知性は、今まで知らず知らずのうちに身に纏ってしまった思考や感情を解除し、それが発生する前のフラットな状態に戻していくのです。つまりこれまでどんなに頑張ってもうまくいかなかった人生も、今すぐ「こうなりたい」という方向にやり直せるということです。

社会が今までとは比べ物にならない程急速に変化する今、生活の“部分”をシフトチェンジするくらいでは、日々を心地良く過ごすことは難しいかもしれません。
パソコンのO.S.を新バージョンに初期化するように、一人一人の思考や感情の『初期化』を可能にし、人生の質を格段に変えてしまうミロスライフイノベーションは、20年以上に及ぶ数多くの実証から、今という時代を生き抜く人間にこそ必要な、画期的な手段であると自負しています。

社会を構成しているのは一人一人の人間です。
一人の人間の内面の平和が、不可能だった他者との融合を導き、世の中の複雑に絡み合った感情の縺れを解いて行く。
地道に見えて確実な方法で、個人の集合体である社会を一新し、人間の大いなる課題に対応していくことを私達は社会的使命としています。

“まっさら”とは、対立を超えた世界を創る豊かなフィールドなのです。

『自己肯定』という揺るがない幸福感と創造性で、 社会を面白くしていく。

ミロスライフイノベーションの体験は、まず外側の事象、他者との関係性を知るところから始まります。これは自分にとって意外な発見にもなり、現状からの解放を促す大きな一歩となります。
人間は自分の中の欠乏感、ジャッジ、コンプレックス等が、クルッと巡って、あたかも外から与えられた災難のように自分を脅かしているとは知りませんでした。
思考のテクノロジーによって外側とは何かを理解すると、日々の感情の正体がわかり、自分の中の葛藤が緩みます。それによって自分を取り巻く様々な制約が外れ、問題だと思っていることが大小に関わらず解除されていきます。
事象は仕組み(システム)通りに成り立っているので、たとえ難しい案件でも、大元を修正すれば固く見えたロックが簡単に外れてしまうのです。
なぜ自分はこういう人生だったのか、なぜ自分にこういう事が起こっているのかを理解できるのは、安堵と同時に自分の感覚を大きく変容させます。

自分の中の対立、葛藤を解除できた時、自動的に生まれてくるのが、自分自身が自分を認める“自己肯定”です。
私達のミッションは、一人一人がそれぞれの生活の中で“幸せ”を感じて生きるためのサポートです。
その幸せのバックボーンとなるのが自己肯定です。
他者からの評価などに惑わされることのない、自分の中の確かな核。
先行きが見えにくく、不安が煽られるような出来事が押し寄せているこんな時代を、健やかに生きていくための基本モデルです。
今まで、自己肯定感を得るために、こうあるべきと自分を律したり、他者の評価のために不毛な努力をしたりしましたが、ミロスライフイノベーションにそれは必要ありません。
新たに設定した思考のテクノロジーを使って、誰でも自分自身をマネジメントできるのです。

幸せを感じて生きる人が増えれば増えるほど、その相乗効果で人間社会はもっと面白くなるはずです。
私達の目的はその人の問題を終わらせることに留まっていません。
ROSSCOロスコによる発見当初から、本来の目的は、個々の人間が根元に備えている創造性を解放させることにあります。
どんな人も、身についた様々な概念を外して行くと、本人さえ驚くほどの可能性に出会います。
私自身の体験、ミロスライフイノベーションを学んで実行した多くの人達の体験上、人間の創造性は実に面白い展開を見せてくれます。そして、それは子どもでも年配者でも可能性は変わらず、それぞれ自分のリアルな体験として実感できるのですから、AI の作る仮想空間より面白さは格別です。これこそが一人一人に体験して頂きたいミロスの世界の醍醐味なのです。

一人から家族へ、仕事やコミュニティの場へ、街へ、社会へ、さらに世界へ。
平和も幸せも諦めかけたような人間社会に、大上段と思われるかも知れませんが「諦めなくていい」と私達は伝えたいのです。

私達が自信を持ってできることがある。
だからこそ、私達はこれからもより多くの方々と出会い、人間が本当に幸せに生きる社会の実現に向かい、連携、共創を進めていきたいと思います。

闘いが終わるだけでなく、その先の“人間が創る”面白い世界の創造に思いを馳せ、共に創る社会にどのように貢献出来るのか、夢は大きく膨らんでいます。